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悲しい想い出は 忘れなくていいよ。 大切にしまっていたらいい。 前に進む勇気が 君にはあるはずだから。。
猫恋詩「手乗り猫?!」
2017-05-26 Fri 00:00

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「手乗り猫?!」




おまえが 家に来た時は
ちっちゃく 可愛い 手乗り猫


体重 量ってみたならば 
グラム 単位の 小ささだった


膝に乗っても 居るかいないか
あまりに 軽くて 笑ったよ




どころが どっこい 今違う
ドンと 構えて キロ単位


膝に乗ったら ずっしりと
重さが 堪える 大猫に


食事を 一緒に するけれど
おまえは まぐろ わしは けん


そりゃぁ 増えるね 体重が
おかげで わしは やせ細る









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どちらが 主人か 分からない
でもね 冬には 暖房替わり


互いに 助け あう仲だ
夏には 離れて 別居生活


ご飯の 時だけ 呼びに来る
ほんに おまえは 身勝手だ





一生 不覚 大失敗
猫が主で わし子分


仕方が ないから 「ご飯だよ」
言ったら のしのし お出ましだ


貫禄さえも 身に着けた
おまえは すでに 古狸





それでも 居ないと 家中探す
タンスの中も 屋根裏部屋も


あんなに でかい
見逃すはずは ありゃしない


見つけた わしの 布団のうえだ
枕もちゃんと 使ってる





やっぱり 居ないと 心配だ
探して 見つけて ホッとする


まるで 恋人 女房様
そっと 寝かせよ いつまでも


わしは 畳みで  寝るとしよ
起こすと きっと 引っ搔くからな






いついつまでも 傍にいろ
おまえが いないと 淋しくて


きっと ご飯が 食べれない
おまえが 豪快 食べてる姿


いまでは 我が家の 風物詩
見慣れた 風景 そのものだ




今夜は 一緒に 寝てみよう
横に寝て 上で寝るな! 何度も言わすな!!


圧迫 されて 骨痛む
あれや これやで 十数年


昔々を 懐かしむ 
いついつまでも 一緒だよ





おまえが どんなに でかくなっても
利き腕 鍛える 心配するな


可愛い 姿を 思い浮かべて
持ち上げて みせるぞ 今度こそ


おまえは 可愛い わしだけの
一生 永遠 手乗り猫?!




作品を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



2017/05/19追記
猫の詩 4年7ヶ月ぶりに書けました。
黒猫「姫」は、
亡くされた方にも、詩を書いた私にも相当な思いがありました。
どうしても、猫の明るい詩が書けませんでした。

本日、朝、
寝起きの時に、ぶと ねこ 猫  小猫の文字が頭に。
それから起きだし、短時間のうちに書けました。

黒猫「姫」の呪縛が
解けた瞬間、だったのだと思います。
もう、書いても良いよと、
「姫」が言ってくれたのだと、思っています。

ふてぶてしい猫の写真、
ずっと前から気になっていました。
詩には向かない、分かっていますが・・
でも、どうしても使いたかった。念願が叶いました。雫。。

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童話「雷さまを泣かせた少女」
2017-05-19 Fri 00:00
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図書室へ行った。  
小さな茶色の本があった。
題名があった 「雫詩」 って。

その中のひとつに目がとまった。




「雷さまを泣かせた少女」




あぜ道の枯れ草が、そよぐ風に揺れていた。

乾いた土が、茶色の土ぼこりとなり、ぽつんと座っている老婆に吹きつけた。

淋しそうに空を見上げている。



「どげんしたと、ばっちゃん?」

「あぁ、今日も雨が降らんなぁと思うてな」



「うん降らんね、もうずっと降らんね」

「そうじゃ、もう二ヶ月も降らん、このままじゃったら、この土地を出ていかにゃならんかもなぁ」



「どうして、行かんといけんの?」

「米がでけん、米も野菜もみいんな倒れてしまいよる。

同じように人もみいんな倒れてしまうじゃろうなぁ」



「雨が降ったらいいの?」

「そうじゃ、恵みの雨が降ればなぁ・・」



「じゃうちが降らしたげる、うちの名前、めぐみ、じゃもんね」

「あぁ、優しい子じゃのお、めぐみは」  



「うち、神社に行って 神様にお願いしてくるけんね、ばっちゃん雨降るけえ、心配せんと待つとってね」

「あぁ待つとるよ、ほんに 気持ちだけでもありがたいのぉ」・・。




めぐみは一生懸命に走った。


まだ九才、初めて一人で。


昼でも薄暗く、怖いはずの神社に。


いつもはとても怖がりな娘なのに。


神社に一人で、行くなんて、普段では考えられないことだった。


自分でも、その勇気に気づいていなかった。


ばっちゃんを助けたくて、守りたくて、その一心で、走った。。




やっと着いた。


ばっちゃんがいつもそうしているように、鐘を鳴らしてお願いをした。



「ねぇ神様、お願いじやけん、雨降らしておくれ、

ばっちゃんを助けて、うち何でも言うこと聞くさけえ。」



突然大きな声が聞こえた。



「ほんとうか?!」



「え?誰?」



「何でも言うことを聞くというのは、本当かと聞いておるんじゃ」



後を振り向くと白髪の老人が立っていた。



不思議なことに足元には白い雲が。



雲に乗って宙に浮かんでいる。




「神様け?」



「そうじゃ、何でも言う事を聞くんじゃな!?」



優しそうな目をしている きっと 雨を降らしてくれると・・




「はい、何でも聞きます」




「雨を降らすのは、雷に頼まなければいけない、

しかし、二度と地上へ帰れないかも知れないぞ、それでも良いのか?」・・。




・・大好きなばっちゃんの 淋しそうな顔が目に浮かんだ・・



勇気を振り絞って言った。




「はい、行きます、雷さまの所へ。」



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優心詩「土」
2017-05-12 Fri 00:00

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「土」



下を見たら 土がある

風が吹いたら 舞い上がり

雨が降ったら 泥になる

いっつも じゃまっけ 扱いだ




踏まれて 蹴られて 蹴飛ばされても

土は 何にも 言わないね

痛いよ って 言えないよ

悲しいね って 泣き言も




文句も言えない 土だけど

土があるから 立てるんだ

土があるから 草木も生える

土があるから 暮らせるのにね




いっつも みんな 踏んでばかり

「ごめんね」って 歩かないと いけないね

いっつも そこに みんなのために

「ありがとう」 って 歩まないと いけないね




土を 両手に 拾いあげ

ぎゅっと 握って 掌 開けた

そこには 可愛い おむすび ひとつ

にっこり 土の 笑顔に見えた




分かってくれて 嬉しかったの?

そんな 土を 元通り

土に返して あげようね




お空に 遠い きみだから

すこしは 近くに 行かせたい

ちいさく 空に 胴上げしたよ




さらさら 風に 舞っていく

ゆっくり 空を 散歩する

一粒 ずつの 命に見えた





作品を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



2017/05/09追記
この詩を投稿したのは2008/05/09です。
もう9年も前の事でした。
金子みすゞさんの作品で、次の3作が特に好きです。
「つもった雪」 「お魚」 「土」
同じ題「土」を真似て。
悔しいけれど、全く歯が立ちません、
でも、それが良いのですね。

この詩にあう動画をずっと探していました、
投稿時は動画がありませんでした。
やっと9年後の今。
聴けば聴くほど、池田綾子さんの優しい心が届いてきます。
土と種。そして・・。
そこから気付かせてくれるものもあると思います。雫。。

追伸
ご無沙汰してすみません。
長い間休みました。4月に年に一度の大きな風邪を引いてしまいました。
長期仕事も休み、その間の仕事を、何とか追いつくことができ、本日の再開になりました。

今から、溜まったコメントのお返事を書いて、皆さんの所に訪問いたします。
ランキングも長期休んだにも関わらず応援していただいたようで、本当に感謝の気持でいっぱいです。
ほんとうに、これこそ「ありがとう ごめんなさい」ですね。雫。

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幼子詩「あのね あのね」
2017-05-05 Fri 00:00
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「あのね あのね」



あのね あのね

じっちゃん ばっちゃん 

ほらほら見てみて

はみがき ひとりで できるんだ

ママも上手って ほめてくれたよ  

ピカピカ 光って きれいでしょ

パパはえらいな って 抱っこだよ 

高い高いで 面白かった




あのね あのね 

バイキンさんが さよなら言ったよ 

ごしごし きれいに みがいたら 

困ったよ って 泣いちゃった

ちょっぴり かわいそ なったけど 

痛いの いやだよ さよならしたよ




あのね あのね

パパママ おねがい あるんです 

はみがき ひとりで できたから

ごほうび ほしいな お願いあるの
 
じっちゃん ばっちゃん おうちに泊まる 

お泊り券を くださいな




あのね あのね

大好き じっちゃん 

堤防 お散歩 連れてって

大好き ばっちゃん 

お豆腐はいった お味噌汁 作ってね

いっぱい食べたら ハミガキするよ

じっちゃん ばっちゃん

見ていてね




あのね あのね

じっちゃん ばっちゃん お願いあるの

みーが お嫁に いくときに

ふたり 一緒に 来てほしい 

げんき券を おくるから 

ずーっと ずっと 元気でいてね

ずーっと ずっと 長生きしてね



作品を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。




2017/05/03追記
この詩は2月に出来ていたのですが
動画が見つからずに、投稿できませんでした。
本日、見つけた時は、嬉しくて万歳気分。

毎週金曜、投稿日、今日は偶然「子供の日」
詩もきっと喜んでいると、思います。雫。。

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