fc2ブログ
悲しい想い出は 忘れなくていいよ。 大切にしまっていたらいい。 前に進む勇気が 君にはあるはずだから。。
千恋詩「雪」
2011-02-14 Mon 18:33
1194539.jpg



「雪」


あの日も 雪が降っていた
最後のメール受け取って
最後のメール 返事を書いた日


悲しい返事 一行
待っていた 期待していた
でも 駄目だろうとも 半分以上は諦めていた


やっぱり
その内容が
あまりに素っ気無くて がっかりした


雪が降っていた
郵便局の前で そのメールを開いた
凍える手は 一行で凍りついた 心も


いけないと思った
感情で怒りで返事を書いたら
なのに 悲しみの心 雪が降っていたから


止まらなかった
雪が 僕の代わりに泣いてくれたんだ
サヨナラ 送信ボタン押した・・


どんな顔するのだろう
なんとも 思わず そっと携帯を仕舞う
それとも・・


待てなかった
待たなかった
返信が来るのを


もう着信受け取れなくなる・・


我慢しようと でも 
期待はいつも裏切られるから
悲しみを増やしたくないから


あれから 長い月日が過ぎたね
雪が舞っている
あの日のように


雪は
積もるのだろうか
悲しみを心に増やすように


元気かな・・
泣き虫のやきもち妬き
雪を 今はどこで見ているのかな・・


ぼくは きみを 思い出した
きみは なにを 思い出すのだろう・・



作品を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。





追記
雪が降ってきて・・
外に出て
懐かしい「M」の前に行って煙草を吸った
今までは本を見ていて、ちょっと一服のために 
今日は本屋に寄らずに煙草を一本吸いたくて来てしまった
雪が身体を包むように白く身体を覆った
あの日 こんな風に雪が降っていたことを思い出した・・ 雫。。

福寿草(フクジュソウ)の 花言葉
幸福を招く 永久の幸福  回想 思い出

この作品で使用している写真は画像素材「写真素材 [フォトライブラリー]」さまからお借りしています。
素敵な写真がいっぱいです、ぜひ訪問しくださいね。
別窓 | 千恋詩 | top↑
千恋詩「勿忘草」
2011-02-06 Sun 22:29
3020834.jpg





「勿忘草」




チャイムが鳴った



電話中 忙しくて出れなくて

ふっと君じゃないかな って 気になって

慌てて階下に降りた


でも

ドアを開けても そこには明るい陽射しが舞うだけ

もう終わったんだ そう心に仕舞い込んだはずの

記憶が甦る



ドアの向こうには いつも 君が居た 



恥ずかしそうに横を向いて 待っていた君

怒った顔で 雨に濡れたよ って 唇尖らしていた君

泣きそうな顔 ドアを開けた途端に しがみついてきた君

下を向いて黙ってる どうしたの?って 声をかけたら

何でも無いよ って ポロリと涙流した君



今 ドアの向こうに 君は居ない



そして ポロリと涙を流したのは

もう忘れていたはずの 君を探している 僕だった

チャイムひとつ 鳴っただけなのに・・

胸が痛む

きっと 君ではないと

分かっているからこそ 心が締め付けられる




チャイム鳴らして ドアの向こうに 君は来た




あんなにも 笑顔で 心和ませてくれたのに

笑えなくしたのは 僕なんだ

抱きしめることさえ 出来なくて

愛していると 伝えることも しなくて

ふたりなのに いつも 独りにさせてしまったね




何もかもを 棄てて 君を奪えは良かった




君が 伝えたいこと言えなくて 

僕が 気づかないと 怒って もういいと いつもの口癖

沈黙が 二人の隙間を 少しずつ広げ 

温かな空間が だんだん冷えてしまった



君の写真 携帯に残っていた

こぼれるような笑顔も 

今にも泣き出しそうな顔も

こんなにも 悲しい顔をさせていたのだと・・



チャイムが 鳴ると 思い出すのは 君



君に

逢いたい・・

ドアの向こうに 立っている

笑顔の君に 

逢いたい・・




作品を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。




追記
勿忘草(わすれなぐさ)の花言葉は私を忘れないで 真実の恋、真実の愛 です。

皆さんには自分によく縁のある数字があるのでしょうか?
私は2ですね。
そういえば、
もう10年も前に携帯のメアドを変えた日が2月22日だったので
幸運が舞い込む?かもと・・メアドにも同じように222の数字をいれました。
10年前は、アニメの「NARUTO-ナルト」忍者(ninjya_)がとても人気で、
娘と友達を連れて梅田へ「ナルト」の映画に行った事を、今懐かしく思い出しました。

逆に縁起でもないのですが・・
去年、私が危うく命を落としそうになった日は・・12月22日・・だった。
これも222が続いていた。。
でも、逆にその日だったから?命が助かったのかもしれないと・・
いい方に考えたいですね。その日だったことに、感謝かも・・。

そして、今日会社から送られてきた日程表、
休日を見たら、2月22日はお休みになっていました
だから、休日の2月22日は、大人しく家で詩でも書いて過ごすことにします。雫。。

追記②
曲を探していて、それもSee-Sawでと、何故か決めていて。
パソコンの中にある、曲を確認しようと「あんなに一緒だったのに」を、選んだはずなのに・・
流れた曲が「静寂はヘッドフォンの中」だった。すぐに違いは分ったけれど
聴いていて・・この詩にはこの曲が合っていると、間違えて選らんだ事が良かったのだと。
不思議なことがあるのだな・・と。雫。。

この作品で使用している写真は画像素材「写真素材 [フォトライブラリー]」さまからお借りしています。
素敵な写真がいっぱいです、ぜひ訪問しくださいね。
★ 千恋詩「勿忘草」の続きを読む
別窓 | 千恋詩 | top↑
千恋詩「嘘」
2011-01-12 Wed 19:09
9067474.jpg 



「嘘」



どうして

? 

好きになる子は

みんな 

嘘つきなんだろう





でもね 

信じてあげる

きみが 

何度 嘘をついても 

信じてあげる





他の誰かが 

きみの 嘘を見破っても

知らん振りして 

悲しい嘘を 

信じてあげる





心で 涙流しても 

笑顔で 聞いてあげる

きみが 

悲しい 嘘をつくのを 

止めるまで・・




作品を最後まで読んでくれて、ありがとうございます。




追記 19:07
嘘をついた人は
気づかれたことを 知らなくて ホッとして
気づいた人は 悲しくて 傷ついて
でも 知らん振り している
でも 信じてあげれば 
きっと
いつか
心が痛んで 
本当のことを 言ってくれるようになると・・
信じています。。雫。。

追記11/01/16
去年から気になっていた詩を少し書き直しました。
本当は、復帰一号に絶対使いたいと考えていた曲がありました。
植村花菜さんの「トイレの神様」本当に心に素直に入り込んでくる
それでいて悲しくて、なのに優しく心を包んで、そして涙を誘う・・。
この曲あう詩を書きたいな・・と、願っていました。
最初「いっぱい いっぱい 聞いてあげるね]というタイトルで投稿。
でも、詩もタイトルも・・少しずつ気になっていて、タイトルは「寄り道」に変更。
そして、今日16日、詩の内容を数行変更しました。
時間がある時、また読んでください。変えたところが分かった人は、教えてくださいね。雫。。
寄り道」です。。

この作品で使用している写真は画像素材「写真素材 [フォトライブラリー]」さまからお借りしています。
素敵な写真がいっぱいです、ぜひ訪問しくださいね。
別窓 | 千恋詩 | top↑
千恋詩「記憶」
2010-12-30 Thu 00:00

ec4dc970_20081214001604.jpg




「記憶」



きみに・・


逢えなくなると 

何もできなくなるんだね

さりげない仕草も 

怒った唇も 

忘れたことなんて ないのに・・






絡めて歩いたことも 

皇かな黒髪を梳くと 

いつも首をすくめた仕草 この指は確かに憶えている

小さく細くて温かくて 手を繫ごうと差し伸べたとき 

絡み付くように ぼくに甘えたぬくもりを・・








怒って尖がった 

可愛かった 

だからわざと悪戯を繰り返して 怒らせていたんだ

誰にも渡さない そうきみのすべて 

でも特別だったのは 生意気な 唇だったんだ・・







夏のある日

肩を露出したきみの白い肌 

ツンと指でつついて振り向いた顔 

きょとんとして 胸キュン

だから そっと抱きしめた 

じっとしているから ぎゅっと抱きしめた 

痛いよ って 目を閉じた事も・・







サヨナラした ぼくから 

もう逢いたくないんだと 分かったから 

大好きだったから その気持ちを 捨てたくなかったから 

分からないだろうな? 

一番じゃないと 嫌なんだ 

だから 想い出にしたんだ・・



作品を最後まで読んでくれて、ありがとうございます。






追記 2010/12/29 23:54
この詩は2008/12/14 に更改した過去詩です。
想い出が深い詩ですね、個人的に。
今日こそは新しい詩をと、さっきまで奮闘、でも急に携帯電話が鳴った。
久しぶりだったので、25分ほど話をした。私としては本当に珍しいことですね。
電話が苦手。。
なんです。雫。。


この作品で使用している写真は「Celestial Tier」さまからお借りしています。
素敵な写真がいっぱいです、ぜひ訪問してくださいね。 雫

別窓 | 千恋詩 | top↑
千恋詩「梨」
2010-12-22 Wed 01:04
6536984.jpg



「梨」




果物 何が好き?と きみに 聞いた

きみは 少し考えて 「梨」と 答えた

好みを ひとつ 秘密を知った喜びを隠しながら

じゃ 買ってくる と 





いいよ と 言う 君の言葉を背中にしながら スーパーに向かった

食べさせて あげたい 喜ぶ顔を見たい 大好きな人の そんな顔を見たい





ひとつ とても綺麗な ずっしりと重たい梨が 手のひらに乗った

これだ

きっと?淋しがっている・・??

ごめん 待ってろな すぐに帰るからと 心でつぶやいた





部屋のドアを開けると ニコッと いつもの笑顔で 迎えてくれた

皿とナイフと そして梨

僕は 自信があった 子供のころから かまってもらえない家庭事情

最後まで 皮を剥く自信が





きみに 見てもらいたくて ちょっぴり 自慢 褒めてもらいたくて

スルスルと 剥いた 

器用なんだと 驚く きみ 瞳が まぁるく なった

きみに 甘えてもらいたくて 一切れを 爪楊枝に刺して 口元へ・・






困ったような顔 

可愛い と 本当に 可愛い と 思った






もぉ 意地悪 と 一言 

でも 口を そっと 寄せてきた

食べさせて あげたい その 僕の希望が ひとつ 叶った






でも きみは 知らない 気づかない

苛めているわけでも それを 見て 喜んでいるだけじゃないんだ







ほんとはね

ぼくが 大好きな きみに 甘えているんだ よ






こんな風に・・






分かるかな?

分からないだろうな・・?

きっと

こんな 男心を・・






作品を最後まで読んでくれて、ありがとうございます。





追記 02:22
お久しぶりです。
本日から三連休です。

本日更新する予定は全く無かったのですが
何故か?梨が頭に浮かんで・・ひとつ出来て
以前のパソ故障のため、泣く泣くリカバリーをして書いていたもの全てを失った。

そのことが頭に残っていたので、とりあえずブログ内に保存だけしようと
「記事を保存」をしたら、長い間のブランクで、下書きにするのを忘れて、公開してしまったww

だから、じゃ、載せちゃえと、こうなった次第です。。
ドジですねww

今、睡魔が押し寄せています。パソの前で寝込みそうな予感が・・・。
では、お昼ごろ?皆さんのところに訪問したいと思っています、よろしく。雫。。



さらに追記。。03:03
忘年会の季節ですね。お酒の飲みすぎで ドジって転ん怪我をしないように。
もしも?こんな人と呑みに行くとしたら、守ってあげたいですね。ドジ同士としてww

私はある意味、超わがままで、好きな人としか飲まないんです、そんな人しか誘わない。
普段時間が無いこともあって、こんな時だけはわがまま自由にしたいんですね、勝手かな?ww
例えば、楽しいお酒が飲める人。悪口なんか言わない、心が純で正直な人。だから信頼できる。
話せば話すほど、惹きこまれたり、意外な言葉に驚かされるような、新鮮な人。
こんな人も居たんだと、嬉しくなるような時間や会話が続くような、お酒を一緒に楽しみたいですね。

今年もあとわずか、年内に機会があれば、そんな時間を持てたら嬉しいんですが・・
だめなら、来年こそぜひ、楽しい時間が持てたらと思っています。最近特にいいことが無かったので・・。雫。。


この作品で使用している写真は画像素材「写真素材 [フォトライブラリー]」さまからお借りしています。
素敵な写真がいっぱいです、ぜひ訪問しくださいね。



別窓 | 千恋詩 | top↑
BACK | 雫にサヨナラ | NEXT
http://002.hitgraph.jp/i.asp?139543-2 http://002.hitgraph.jp/o.asp?139543-3