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悲しい想い出は 忘れなくていいよ。 大切にしまっていたらいい。 前に進む勇気が 君にはあるはずだから。。
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童話「ゆびきりげんまん」
2017-01-11 Wed 03:14
5585190.jpg



図書室へ行った。  
小さな茶色の本があった。
題名があった 「雫詩」 って。

その中のひとつに目がとまった。


「ゆびきりげんまん」


昔・・・昔・・・
あるところに
小さな森がありました。

みんな仲良く暮らしていました。

この森には決まりごとがありました。
神様から名前をもらうこと、殺し合いをしない。
この二つでした。
もし、約束を破ると、この森を出なくてはいけません。

季節はいつも春から夏の間のように暖かく
食べ物もいっぱいありました。
だからたくさんの動物たちがこの森にやってきました。

名前をつけてもらうこと、むずかしくはないんです。
何かひとつだけ、違うところがあれば良かった。

穴を掘るのが得意、力が強い、色を変えられる、空を飛ぶ・・・
何でもいいんです。

ある日のことです。
この森に一匹の虫がやってきました。

体が大きく、角が二本、力も強そうです。

でもほんとうは怖がりで、弱虫で・・・もしそんな名前つけられたら・・・と。
神様に会う勇気もなく、ぽつんと一人で考えていました。

名前をつけてもらう前は、名なし君とよばれます。
そんな名なし君を心配そうに見ている虫がいました。

テントウムシさんでした。
おなか空いてるのかな?友達になってくれたらいいな
なんでもはなしできる、本当のともだちに・・・。

ひとりぽっちでさみしそうな名なし君に、自分が集めた蜜をあげようと・・・。
声をかけました。

「こんにちは」
「あ、こんにちは」

「お腹空いてるんじゃない?蜜あげるね」
「ありがとう、もうおなかぺこぺこ」

「よかった それより お願いあるんだけど」
「僕にできること?」
「うん 友達になってほしいんだ」

「え、僕で良いの?」
「うん、僕も友達いないから、いいかな?」
「もちろんだよ、こんな僕でよかったら・・・」

一人も話し相手もいなかったから、すごくうれしくて嬉しくて・・・。

名なし君は、来る途中で池にはまったとか、夜一人でこわかったことなど・・・
やっとできた友達に今までの出来事を話しました。

聞いてもらえるだけで・・・うれしかった。
二人ともおなじきもちでした。

そんな二人を見ている黒い虫がいました。

黄色や赤の色もまじlって。

「やあ」

あぁ びっくりした~
ものすごく大きな体の虫でした。

「いいこと教えてあげようか?」
ふたりは「なに?」と

「森のはずれに蜜のいっぱい入った、時計という家がある」
ふたり「ほんとう?」
「うそなんかつくものか、ほら見えるかいあそこだよ」

ふたりが指差すほうを見たら、四角く長い大きな家がありました。
「いっぱいあるから いくらでも食べてもいいぞ ふっふつふ」

二人とも正直で、うそなんかついたことがありません。
だから、何も疑うこともなく、

「ありがとう」と言って家に向かいました。

(引っかかったな・・・)



そう言うと・・・
その 大きな虫は うしろから こっそりと 二人についていきました

ふたりはやっと時計の家につきました。

木の扉がありました、不思議なことに中が透けて見えるところもありました。
テントウムシさんでは扉は重くて開きません。
「じゃ僕が開けるね」
名なし君は、一生懸命に扉を開きました。

ギッギィー

やっとあいたときです・・・
どこからか、声がきこえてきました。

「ボーンボン誰じゃ?わしに何か用か?」

どこから声が聞こえてきたのか、びっくりして見ましたが誰もいません。

「ここじゃ わしは 時計じゃ」
どうやら時計の家が話していることがやっとわかりました。

二人は今までの話をしました

「ボンボン、わしの扉を開けても、中には何も無いぞ。」

テントウムシがいいました。
「え、でもむしさん、あ、名前聞くのわすれた、中にいっぱい蜜があるって、」
「ボンボン、そんなもんはないぞ、いや待て、お前たちに声をかけたのは黒い虫か?」

うん 二人はうなずきました。

「ボンボン、そして黄色や赤い色もある大きな虫か?」
「そうだよ」
ふたりは声をそろえて言いました。

「ボーンボンそれはいかん お前たちすぐに逃げろ」
え、何で?
「ボン、それはクモといってきらわれものでお前たちを食べるつもりじゃ、はやく逃げろ」

そのときです。

「そうはいかないぞ」 
隠れていたクモが突然あらわれました

ふたりが時計の家にはいったら 糸ででられないようにして
食べようとしていたのです

時計さんは森の仲間に助けを呼ぼうと大きな音をだしました

ボーンボン ボーンボン

テントウムシさんも助けを呼びに飛び立とうとしました。

目に見えない糸に絡まってにげられません。
クモの巣にひっかかったのです。

クモはだんだんと近づいていきます
名なし君は怖くてただ見ているだけです。

テントウムシさんが言いました。

「名無しくん逃げて 僕が食べられている間に 逃げて」





どすん

クモがたおれました。
クモはなぜ自分が倒れたのか、分かりません。
起き上がり、後ろを振り向くと・・・。

あんなにも震えて、ただ見ていた、名なし君がそこに居たのです。
真っ赤な顔で、怒りをいっぱいに表した、名なし君が。


名なし君がクモに体当たりしたんです。


自分のどこにこんな勇気があったのだろう。
何も考えていなかった、ただ、友達を、テントウムシさんを助けたくて!

あんなにも大きな相手に、立ち向かったのです。
もう何も怖くなかった 友達を助けたい、その一心でした。

名なし君が角でクモの糸を切りました。
「さ、今だよ、テントウムシさん逃げて!」

空を飛ぼうと羽根を羽ばたかせたとき、起き上がったクモが、また糸を吐きました。

「わっ」
テントウムシさんはクモの糸にからまって、地上に叩きつけられました。

「さあ・・・食ってやるぞ!」
「だめだー」

また、体当たりをしました。でも、今度は倒れません。
「もうゆだんはしないからな。」

どん!
名無しくんはつきとばされました。

体当たりがダメならと、今度は、クモの足を大きな角ではさみました。
「痛い、いたい、なんて奴だ、これでもくらえ!」

クモが名なし君の角に噛み付きました。
ポキリ

鈍い音がしました。
「あぁ~、痛いよー」

名なし君の角は一本が折れ、残った一本も曲がってしまいました。
血が流れ、痛さで気を失いそうです。

でも、でも、それでも、まだぶつかっていきます。
友達を助けたい。

一人ぼっちの僕に、声をかけてくれた友達を。
おなかが空いたとき、密をくれた優しい友達を
なんでも話ができる、初めてできた友達を・・・

守るために!

なんども何度も、また体当たりしました。
傷口から血が流れ続けました。
曲がった角が、さらに曲がりました。

でも、長旅で疲れ、お腹もいっぱいじゃないから・・・。
もう、もう・・・力があんまり残っていません・・・。

そのときです。

小さな羽根音がしました。
テントウムシさんが糸を解いて、飛び立った音でした。

「待ってて、助けを呼んでくるからね」
「あぁ・・・」
「生きていてね、死んじゃダメだよ・・・『友達くん』・・・」

「・・・・・・・・」

たしかに そう聞こえた「友達くん」と・・・。
たしかに、そう呼ばれた「友達くん」と・・・。

名なし君、ゃなかった。友達と呼ばれた。
嬉しかった、涙が一滴ポロリとながれた。

「あぁ・・・」

と、それだけの答える力しか、残っていませんでした。
どんどんテントウムシさんが小さくなっていきます。

ああ、よかった、良かった守れたんだ。
安心すると、力が抜けてきました。

ああ、もう力が残ってないよ・・・。
ああ、でもいいや、生きている間に、なにかできたんだから。

目の前がだんだん、白くなっていきます。

ああ、このまま、死んじゃうのかな?
ああ、テントウムシさん、さようなら・・・。

へなへなと、地面に座り込みました。
クモがゆっくり・・・近づいてくるのが分かりました・・・。



「・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


何かを言いました。でも、聞こえませんでした。
クモが名なし君の前足をつかみました。



その時です。

「来たぞー」
突然後ろのほうから、大きな歓声が聞こえてきました。
クモは逃げ出しました。


でも・・・
でも・・・。

傷ついているのか、逃げ足はとても遅く名なし君から、ゆっくり・・・ゆっくり・・・。
後ろを振り向きながら・・・離れていきました。

名なし君は、泣き出しました。

でもそれは角が折れて痛くて泣いたんじゃありません。
友達を守れた、それがうれしくて 嬉しくて。

すると、あんなに大きな虫と戦ったこと、急にこわくなって・・・がたがたと体が震えてきました。


声が聞こえました。
「間に合ったか」


神様と森の仲間たちが来てくれたのです。

「ボーンボン、みんな来てくれてありがとう、この勇者がテントウムシをクモからまもったのじゃ。」

神様はみんなの前で言いました。

「ぜひともお前に名前をつけてあげたいが・・・どうじゃ、希望の名前はあるか?」

名なし君は・・ただ・・・こわくて・・・怖くて・・・
歯ががたがた、足はブルブル・・・言葉になりません・・

「さあさ、遠慮しなくてもいいぞ。特別にお前の好きな名前をつけてやろう どんな名前にしたいのじゃ」

怖かった・・・コワかった・・・と言いたいのに・・・歯が震えて・・・
クワがった・クワがった・・・と神様には聞こえました。

うん・・・・?
クワガッタじゃと?
お前は「クワガッタ ・・・」?

そうじゃ 

「クワガタ」
と名づけよう・・・

みんな歓声をあげました

よかったね 
おめでとう 
ばんざーい 

これで弱虫の「名無し君」は森の一番の勇者として
「クワガタとしてその名を称えられました。
助かったテントウムシさんも大喜びです。

時計さんも森じゅうに響き渡るほどの、祝福の鐘を鳴らしました。

「めでたしめでたし・・・・ボーンボーン~~~♪♪」

しかし
物語は、終わりではありませんでした。
また、新たな殺し合いが始まろうとしていました。
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歓声で包まれた森の中、誰からか悪者のクモを退治しようと声が上がりました。

そうだ、誰かが声に答えました。
「そうだ、そうだ。そうだ!」

時計の祝福の鐘の音はかき消され、暖かな森の仲間たちがクモを追いかけるために。
空を飛べるものは空から、首の長いものは首を伸ばし、木にぼるものは高い木から。

「見つけたぞ!」

空から声が聞こえました、続いて高い木から。
体の大きなゾウが長い鼻で木の陰に横たわっていたクモを捕まえ、みんなの前に引き連れました。

「さあ、もう逃げられないぞ。」

クモは逃げる様子はありません。
逃げる元気もないようです。
体のあちこちにクワガタの体当たりと、角で受けた傷から血を流していました。

さあ、裁判だ!
裁判なんか必要ない!
そうだ そうだ

いや、縛り首だ!
いや、火あぶりだ

みんな口々に叫びました。
みんな狂ったように叫びました。
血に飢えた残酷なものを待っていたかのようでした。

「めんどくさい 俺が踏みつけてペシャンコにしてやる!良いか、みんな!」
ゾウが大きな足を振り上げ、踏みつけようとしたときです。

「待って!」


クワガタでした。
クワガタ君が、ゾウに踏みつけるの止めるように言いました。

ゾウは英雄の言葉に驚き、そしてすまなそうに言いました。
「悪かった、この刑の執行は君じゃなければいけなかったな。」

そうだ そうだ みんな叫びました。
サルが言いました 

「みんな、クワガタ君に最後の止めを刺す名誉を与えよう。」
そうだ、そうだと森の仲間が歓声をあげました。

テントウムシはクワガタを見ました。

さびしそうな顔、この森に初めてきたとのような、ひとりぽっちのときのような顔に見えました。
この森に来て、木の陰にそっとひとりでいた、その顔に戻っていました。

「ボーンボン、待て待て。クワガタ君が、何か言いたそうじゃが・・・。」



「おかしいよ、おかしいよ みんな」



みんなは クワガタが何を言いたいのか分かりません。
みんな、シーンとして、次の言葉を待ちました。



「この森は、だめなんですよね、殺し合いをしちゃ・・。」



みんな はっと気づきました。


神様から
名前をもらうこと、殺し合いをしない。
この二つでした。
もし、約束を破ると、この森を出なくてはいけません。

「なら僕も同じ罪だよ。」
みんな何も言えません。

「僕もクモを殺そうとしたんだよ。
じゃゾウさんも、今クモを殺したら、この森を出ないといけないの?
それにね、クモさん あの時、声きこえなかったんだけど 何て言ったの?」

クモに聞きました・・・。

「僕を食べられたよね、でも、僕を助けてくれたように思えて・・・。」
クモさん 声きこえなかったんだけど 何て言ったの?」

クモは泣き出しました、何も言いませんでした

「それなら わしが代わりに言ってやろう・・・。」
神様でした


「わしには 言葉を 聞き取る力があるさっき 言ったことは こうじゃ」


「僕がまちがっていた。命がけで友達を守る君に負けたよ。」


クモは泣き出しました・・・。グワヮーン それはそれは、大きな泣き声でした・・・l。

「ごめんね。ごめんね、僕も友達ほしかったんだ、うらやましかったんだ・・・。
こんな 醜い体だから 誰も 友達いなくて 二人を見て うらやましくて。
でも テントウムシ君を 命がけで守るクワガタ君に 自分の間違い 気づいたんだ。」


クワガタ君が言いました。
「僕の命とれたのに、とらなかった、守ってくれたのと同じだ、それなら、もう友達だよ」
テントウムシさんも言いました。
「クワガタくんの友達なら、ぼくも友達だよ」

それを聞いて、クモはますます泣きだしました.。

みんな 黙ってしまいましたl
クワガタ君が静かに話し出しました


「僕はこの森の約束が大好きで来ました
だから 殺し合いをしてはいけないこと 知っています
だから クモと僕はこの森を出ます だから クモさんを殺さないで 
誰かが そんなことをしたら 森を出る動物がふえるだけです」


みんな 黙りました。
殺せと叫んだみんなは 過ちに気づきました。
時計が言いました


「ボンボーン 助けてあげよう クモも改心して 最後に クワガタ君に謝ろうとしたのだから。
そして 力がなかったクワガタを 殺すことも食べることもできたのに、そうしなかった。」

「そうしてあげて」 とテントウムシさんも言いました。
みんなどうしたらいいか 分かりません。

神様が言いました

「これは わしが決めたほうが みんなも分かってくれるじゃろう。」

「クモは殺さない そして 二人とも 森を出なくても良い 
そうしないと クワガタ君は この森を出るだろう クモと一緒に みんな仲間じゃ 仲良くしろよ。」

静まりかえっていました 誰も声をだしません。

みんな分かったんです 自分の間違いを。
みんなうつむいて その場所をはなれていきました。

「僕が悪かった・・・。」ゾウがいいました
「ごめんなさい ・・・。」サルも言いました

みんな、みんな、涙を流して、クワガタ君とくもに謝って、ふたりのそばを離れていきました。





クモとクワガタ君は森の病院に行きました。
同じ病室、隣のベットでした。

二人とも黙ったままでした。
何も言わなくても 良かったのかもしれません。

クモの手が伸びてきました、クワガタ君の手を握りました。
そして、指きりの形をしました。
三度 指を振りました・・・。
それだけで よかったんです。

(「もう誰もいじめません ゆびきりげんまん 指切ったら 針1.000本 の~ます ゆびきった」)

そう、聞こえたんです。 クワガタ君の心には・・・。



どれぐらい寝たのでしょう・・・


目が覚めると もう すっかり日が暮れていました
クワガタは、手を伸ばしました・・・。
でも、クモはそこにはいません。



起き上がると 手紙がありました



『クワガタ君へ・・・』

初めて僕にも友達ができました 
クワガタ君 ありがとう
この森を出ます 
生まれ変わって、生きていきます。

ゆびきりげんまん
守ります 
ありがとう、ごめんなさい。

二人を見習って、
友達ができたら、絶対に大切にします。

嘘は言いません、約束は守ります。
みんなが、僕を許してくれた・・。 

クワガタ君と、テントウムシさんをだまして ・・・
殺そうとした、食べようとした、でも、みんな僕を許してくれた 。

でもね、だれもがみんな、許してくれても・・・
自分だけは、どうしても、自分を許せなかった 。

これから、仲良くできるでしょう。でも僕は、思い出してしまう 。
仲良くしてくれれば、くれるほど、自分がしたことが許せない。

きっと、きっと、楽しく遊んでも、思い出してしまう 。
僕は、姿じゃなくて、心が醜かったんだ。

妬んだり、うらやましく思ったり、じゃましようとしたり、 
嘘をつい、てふたりを殺そうとした、自分が許せない 。

このまま傷が治ったら、
きっと、仲間に入れてもらえるでしょう。そして、ふたりは特に仲良くしてくれるでしょう 。

だからこそ、自分が許せないんだ 。
そんな自分を、許してくれて、友達と言ってくれたふたりを 。

ごめんね、わがままばかり言って。
僕が悪かったクモだと、知らない森に行きます。

生まれ変わって、心を入れ替えて、ふたりが僕にしてくれた優しさを見習って 、
誰かが困ったら、命を懸けても戦って、友達を守りたいと思います。

友達と、言ってくれて、ありがとう。 
もしも、もしも、僕がどこかの森の勇者になったら・・・

そのとき、みんなと、会いたいと思います 。
クワガタくんを、テントウムシさんを。 

そして、時計さんも、神様も みんなを僕の住む森に、招待したいと思います。
だから、それまでは、僕を探さないでください。

ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・
生まれ変わることが出来た・・

クモより。


クモ君からの手紙を読み終えた。

クワガタ君は 
いつまでも
いつまでも・・

泣いていました・・・・


いつの間にか・・
そのそばには、森の仲間たちが 集まってきてくれました。

クモ君の、手紙の話を聞いて 。
みんなも、泣きました・・・ 。

テントウムシさんも 
時計さんも・・・
泣いていました・・・。

神様が ぽつりと言いました・・・。

「殺し合いをしてはいけない 
その約束は、この森では、もういらなくったようじゃ・・・な・・・。

紙に書いた決まりごとなど、本当は必要ないのじゃ。 
みんなが悪いことをしないと、心に誓えば、決まりごとなど、いらないのだから 。

この森は、これから先も、ずっとずっと・・・
誰もが殺し合いなどしない、初めての森になったのかもしれないのぉ・・。」

そう言うと、殺し合いをしてはいけないという、決まりが書いた紙を
破り捨てました。


そして、おなじように
いつまでも 
泣いていました・・・。




その日も・・・
次の日も・・・
そして次の日も・・・・

この森にしては、珍しく、雨がつづいていました・・・・・ 。







読み終えたら、僕の手から、小さな茶色の本、消えていた。


図書室の外を見ると、柔らかな緑の色に染まった大樹が一本
うっそうとした森のように大きく枝葉を広げていた
ふと見ると・・
木々の隙間から、一筋の柔らかな木洩れ日が差し込んでいた。
その木陰に、  
見えたような気がした。
クワガタ君と、テントウムシさんと、勇者になったクモ君が、仲良く遊んでいる姿が。
そして、耳をすますと、遠くの方から時計の音が ・・・

「ボーン ボーンボンボン・・」

おやつだよ、みんな一緒に仲良く食べよう、と、言っているように・・・。
僕には聞こえたんです。

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作品を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。





追記2017/01/11 
長文、本当に最後まで読んで頂いて感謝です。
写真が最初にイメージ通りのものがあり、本当に嬉しかった。
後に続いた写真も・・・いつもながら 「写真素材 フォトライブラリーさまには大感謝です。
音楽も、見つかるかな?と、今回2曲目に、あ、この曲があったと。
今回は、全てに幸運がついてくれたようです。雫。。

この作品で使用している写真は画像素材
写真素材 フォトライブラリー」さまからお借りしています。
素敵な写真がいっぱいです、ぜひ訪問してくださいね
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